子どもがかかりやすい3大夏風邪!その症状や予防策は?~プール熱~

子どもがかかりやすい3大夏風邪!3回目は「プール熱咽頭結膜熱)」です。

 

 

 

症状

潜伏期間5〜7日(最短2〜最長14日)。高熱(38°〜40°)が4日前後続き、喉にある扁桃腺が腫れて痛くなります。目やに、涙目、目の充血による結膜炎、リンパ筋が腫れることもあり、高熱は続くが比較的元気なのが特徴的です。6月頃から活動し始めて、7~8月が1番活発になります。

原因

アデノウイルスの感染が原因で、プールの水から感染することが多く「プール熱」ともよばれています。

感染経路

せきやくしゃみなどの飛沫による「飛沫感染」や、タオルの使いまわしや、鼻水や目やに、便など人が触れたものにくっつき、それらに触れることによる「接触感染」で感染します。また、塩素濃度の不十分なプールに入ると感染します。

治療

プール熱にはワクチンはありません。なので、高熱には解熱剤、目の痛みには目薬を使うなど、症状を和らげる対症療法を施します。

予防

予防するには、手洗いや手指消毒、うがいなどをしっかりすることが大切です。感染者との接触は避け、タオルなどの共有はしないようにしないようにしてください。

 

簡単にですが、3大夏風邪について説明していきました。コロナウイルスも流行っていますが、夏風邪にも十分注意しながら、この夏を乗り越えていきましょう!