新人ママ&パパも安心!離乳食の基本③〜中期(モグモグ期)〜
生後7〜8ヶ月頃、2回食にも慣れてきたら、中期食に移行します!この時期は色々な味や舌ざわりを楽しめるように少しずつ食材に変化をつけてみましょう!
目次
スタートの目安は?
・7ヶ月を過ぎている
・食欲が増してきている
・野菜や豆腐、白身魚を食べ慣れた
・上手に離乳食を飲み込めるようになっている
どんな食材なら大丈夫?
炭水化物
マカロニ・スパゲティーなども食べらるようになります。
たんぱく質
鮭、鶏ささみ、赤身魚(まぐろ・かつおなども少しずつ)、卵(卵黄1個から全卵1/3個)、ひきわり納豆(7ヶ月を過ぎたら)、ヨーグルト、チーズ(カッテージチーズ)など。そら豆も薄皮をむき、やわらかくしてつぶせば食べられます。
ビタミン・ミネラル
アスパラガス、いんげん、オクラ、きゅうり、とうもろこし(薄皮もOK)、にら(細かく刻んで8ヶ月頃から)パプリカ、キウイ(完熟したもの)
食材の固さは?
炭水化物
おかゆは10倍がゆから5倍がゆにして、つぶつぶ感が残るようにします。
たんぱく質
魚はゆでてからすりつぶすか、細かくほぐします。鶏肉はすりつぶして、卵黄はかたゆでしたものをすりつぶし、水分でのばします。
ビタミン・ミネラル
指で軽くつぶせるくらいの固さにゆでて、少しつぶつぶ感を残してすりつぶします。
どうやって進めるの?
メニューの幅も広がってきますが、初めての食材は1さじ程度から始めます。
少しずつ水分量を減らして、つぶ感を残すなど食感も意識していきます。急に形状を変えることなく、少しずつ硬く、大きくしていきます。
早く食べさせるようにすると危険なので、飲み込みを確認して、ゆっくり口に運ぶようにします。
どうやって食べさせるの?
◯食べさせる姿勢
椅子に座れるようになれば、椅子に座らせて食事をさせます。椅子は赤ちゃんが落ちないようにベルトがあるものを選び、背もたれを入れたりして安定させます。また、足の裏が完全につくようにします。抱っこがいい子は抱っこでもオッケーです!
◯食べさせ方
ママは、赤ちゃんの口の動きがよく見えるように正前に座ります。スプーンを口の前に持っていき、赤ちゃんが自分から食べるのを待ち、取り込んだら水平にスプーンを抜きます。何回かモグモグしてから飲み込んでいるかを確認します。
中期食のスケジュール例
6:00 授乳
10:00 離乳食 授乳
14:00 離乳食 授乳
18:00 授乳
22:00 授乳
2回食が慣れて、生活リズムも整ってきたら3回食へと進んでいきます!次回は後期(カミカミ期)についてまとめていきます!
保育で使える戸外遊び〜いろ鬼〜
今日はいろ鬼のルールについてまとめていきますね!
いろ鬼
遊び方
①鬼役と逃げる役を決めます。(鬼役はカラー帽を裏返しにして、帽子の色を変えるなどして、区別しやすいようにする)
②逃げる子は、鬼に「いーろーいーろ、なんのいろ?」と聞きます。
③鬼は「◯◯いろ!」と適当な色を答えてから、すぐに追いかけます。
④逃げる子は、鬼が指定した色を見つけてタッチしに行きます。
⑤ 全員が色をタッチしていたら、同じ人がまた鬼となり、先ほどとは違う色を言います。
⑥ タッチする前に鬼に捕まったら、捕まった子が次の鬼になります。
※「いつの場所には1人まで!」「自分の服はタッチしちゃダメ!」「色を答えてから10秒後に追いかける!」などと、みんなで新しいをルールを決めて遊ぶと、さらに盛り上がること間違いなしです!
保育で使える戸外遊び〜鬼ごっこ〜
子ども達は成長と共に、少しずつルールのある遊びを理解していきます!
保育園で使える戸外での運動遊びについて、数回に分けてまとめていきます!今日は鬼ごっこです!
鬼ごっこ
遊び方
①鬼役と逃げる役を決めます。(鬼役はカラー帽を裏返しにして、帽子の色を変えるなどして、区別しやすいようにする)
②鬼は10秒かぞえる。10秒たったら、みんなを追いかけてタッチ!
③鬼にタッチされた人は、鬼役を交換し、10秒数えてからみんなを追いかける。鬼役だった子は逃げる役になります!
※参加人数が多くなる場合は、鬼役の数をふやすなどして工夫して遊びましょう!
定番の鬼ごっこに慣れてきたら、色鬼や氷鬼などルールを変えて遊んでみてください!
新人ママ&パパも安心!離乳食の基本②〜初期(ゴックン期)〜
赤ちゃんが5〜6ヶ月頃になると、離乳食が始まる時期といわれています。まずは、離乳食に慣れることが大切なので、焦らずに進めていきましょう!
目次
スタートの目安は?
以下の様子が見られたら、離乳食を始められる準備が整っている状態です。
・5〜6ヶ月になった
・首がすわっていて、支えられて座れる
・大人が食事を食べている姿に、興味を持ち始める
・スプーンを口に入れても、押し出すことが少なくなった
・よだれの量が増えてきている
・赤ちゃんの体調が万全!無理はしないように
どんな食材なら大丈夫?
炭水化物
ごはん、いも類(じゃがいも、さつまいもなど)、6ヶ月を過ぎた頃からパン(塩分・油分が少なめのもの)や、めん類(うどん、そうめんなど)も食べさせます。
たんぱく質
豆腐、白身魚、しらす干し、卵黄(完全に火を通したもの)、納豆(初めてあげる時はなめらかにすりつぶし、念のため加熱を)
ビタミン・ミネラル
人参、かぼちゃ、トマト、青菜、ブロッコリー、キャベツ、白菜、大根、かぶ、バナナ、リンゴなど
食材の固さは?
炭水化物
最初は、とろとろの状態から始めます。慣れたらヨーグルト状に。
たんぱく質
魚→ゆでて、すりつぶし、とろみをつけます
卵黄→かたゆでして、すりつぶし、水でのばします
ビタミン・ミネラル
最初は、すりつぶして、ゆで汁でとろとろにのばします。慣れたら水分を減らし、ヨーグルト状に。
どうやって進めるの?
最初は1日1回朝に始めます。10倍がゆをとろとろにしたものから始めて、慣れてきたら野菜や果物にチャレンジします。
1ヶ月ほどたったら、徐々に豆腐や白身魚、しらすなどのたんぱく質にもチャレンジしていきます。
初めてチャレンジする食材は1日1種類ずつ。1さじから始めていきましょう。2〜3日は同じ食材に慣れさせて、3~4日かけて小さじ3ぐらい、1ヶ月かけて小さじ10くらいまで、少量ずつ量を増やしていきます。
おかゆのほか、野菜や豆腐、白身魚を食べられるようになってきたら、2回食へと進んでいきます!
※1さじは離乳食用のスプーン(離乳初期は、シリコン製で先の薄いものがおススメ!)
どうやって食べさせるの?
〇食べさせる姿勢
膝の上に抱っこして、赤ちゃんの姿勢をやや後ろに傾けると食べさせやすいです。
〇食べさせ方
まず、下唇の上にスプーンをおき、自然に口が開くのを待ちます。口があいたら上唇が自然におりてくるのを待ち、スプーンを水平に引き抜いて、ゴックンと飲み込んだかの確認をします。
初期食のスケジュール例
はじめの1ヶ月のスケジュール例
6:00 授乳
10:00 離乳食 授乳
14:00 授乳
18:00 授乳
22:00 授乳
1ヶ月たってからのスケジュール例
6:00 授乳
10:00 離乳食 授乳
14:00 離乳食 授乳
18:00 授乳
22:00 授乳
2回食に慣れ、午前と午後の食事のリズムもついてくる7〜8ヶ月頃になると中期食に進みます。次回は中期(モグモグ期)についてまとめていきますね!
新人ママ&パパも安心!離乳食の基本① 〜なぜ離乳食が必要?〜
初めて親になるママ・パパにとって、離乳食って「何を・いつから・どのくらい始めたらよいのだろう?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
生まれてから3ヶ月くらいまでは、1日中おっぱいやミルクで栄養を取ってきた赤ちゃんも、すぐに離乳食の時期がスタートします。
「でもどのように始めたらよいのだろう?」と、不安に思う方ってたくさんいると思います。
そんな不安がすこしでも解消できるように、今日から何回かに分けて、一緒に離乳食の基本について学んでいきましょう!
【目次】
離乳食って何?
離乳食とは、母乳やミルクだけを飲んできた赤ちゃんの初めての食事。母乳やミルクだけでなく、それ以外の食事からも栄養を摂取して、幼児食へと移行する過程の食事のことです!
何で離乳食が必要なのか?
①栄養の補給
母乳やミルクだけでは足りないエネルギーや栄養素を補う必要があるためです。
②食事の練習
母乳やミルクを飲む(吸う)だけの口の動きだったが、成長・発達に合わせて、食べ物を口に入れて、噛んで、飲み込むための練習が必要です。
。
③五感を刺激する様々な体験
食材には、様々な味や食感や香り、様々な色があります。離乳食の時期に、それらをたくさん触れることで五感の発達も促されます。また、たくさんの食材に触れることで、内臓機能や目・手・口の協調動作を育みます。
④食べる楽しさを知る
家族で食卓を囲み、温かく楽しい雰囲気なかので食事をとることで、「うれしい」「楽しい」といった感情も培われていきます。マニュアルにとらわれることなく、それぞれの赤ちゃんに合った進め方で、大人もリラックスして食べさせましょう!
離乳食はいつ始める?
一般的に離乳食の開始時期は、5〜6ヶ月頃からといわれています。今回は簡単に離乳食のステップアップを見ていきましょう!
・0〜3か月
この時期は母乳やミルクが中心となります。
・4〜5ヶ月(離乳準備期)
離乳食に向けての準備期間。スプーンでスープをほんのひとさじ与えていきます。食感に慣れることが目的なので、無理強いしないことが大切です。
・5〜6ヶ月頃 初期(ゴックン期) 1日1回食
離乳食に慣れる時期。裏ごしやすりつぶしてトロトロにしたものをゴックンと食べる時期です。野菜や果物、豆腐や白身魚、卵黄などのタンパク質にもチャレンジしていきます。
※2019年に「授乳・離乳の支援ガイド」が改訂され、これまで生後7~8ヶ月頃から開始していた卵も、5~6ヶ月頃から与えるようになってきています。
・7〜8ヶ月頃 中期(モグモグ期)1日2回食
指つぶせる固さでつぶつぶ状のものを、舌でつぶしながらモグモグと食べる時期です。慣れてきたら、少しずつ2~3㎜大に。調味料で味をつけ、味や食感に変化のあるメニューにしていきます。
・9〜11ヶ月頃 後期(カミカミ期)1日3回食
歯茎でカミカミするのに慣れる時期です。母乳やミルクが減り3回食になり、離乳食が中心になります。栄養バランス考えた食事を心がけます。また、食べることにも興味が増し、手づかみ食べも始まります。
・12ヶ月頃 完了期(パクパク期)1日3回食+おやつ
嚙む力がついてきて、前歯や奥歯を使って噛むことができます。自分で食べたいという欲求が強くなり、自らスプーンなどを使って食べようとします。
いかがでしたでしょうか!今日は離乳食の基本について説明していきました。次回からは、離乳食の時期ごとの詳しい説明をしていきますね!
めがねをはずすと・・・
みなさん、こんばんは!保育士オッキーです!
突然ですが。私、普段、眼鏡をかけております。
子ども達は眼鏡で私のことを認識しているのか、時々眼鏡を拭くためにはずすことがあるのですが、はずした瞬間、本気で「えっ?誰こいつ?」みたいな顔でこちらを見てきます(笑)
普段はフリーなので、色々なクラスに入ります。主に乳児クラスに入ることが多いのですが、今日は久しぶりに年長児クラスに入り園庭で遊びました。
さすがに年長児クラスにもなれば、眼鏡をはずしてもきっと何も気にしないだろう。
そう思い眼鏡を拭くために、子ども達の目の前ではずしました。
すると
「あっはっはっは!おもしろいかお~!」
と年長児クラスの子達は大笑い(笑)
顔には自信があったのに(笑)、まさかこんなに笑われるとは!?
悔しかったので、思いっきり変な顔して鬼ごっこをして遊びました!
今日も平和に過ごせた1日でした(^_^)
子どもがかかりやすい3大夏風邪!その症状や予防策は?~プール熱~
子どもがかかりやすい3大夏風邪!3回目は「プール熱(咽頭結膜熱)」です。
症状
潜伏期間5〜7日(最短2〜最長14日)。高熱(38°〜40°)が4日前後続き、喉にある扁桃腺が腫れて痛くなります。目やに、涙目、目の充血による結膜炎、リンパ筋が腫れることもあり、高熱は続くが比較的元気なのが特徴的です。6月頃から活動し始めて、7~8月が1番活発になります。
原因
アデノウイルスの感染が原因で、プールの水から感染することが多く「プール熱」ともよばれています。
感染経路
せきやくしゃみなどの飛沫による「飛沫感染」や、タオルの使いまわしや、鼻水や目やに、便など人が触れたものにくっつき、それらに触れることによる「接触感染」で感染します。また、塩素濃度の不十分なプールに入ると感染します。
治療
プール熱にはワクチンはありません。なので、高熱には解熱剤、目の痛みには目薬を使うなど、症状を和らげる対症療法を施します。
予防
予防するには、手洗いや手指消毒、うがいなどをしっかりすることが大切です。感染者との接触は避け、タオルなどの共有はしないようにしないようにしてください。
簡単にですが、3大夏風邪について説明していきました。コロナウイルスも流行っていますが、夏風邪にも十分注意しながら、この夏を乗り越えていきましょう!