子どもがかかりやすい3大夏風邪!その症状や予防策は?~ヘルパンギーナ~
子どもがかかりやすい3大夏風邪!今日は「ヘルパンギーナ」です!
症状
潜伏期間は2~4日。症状は、急な高熱(39℃前後)と咽頭、口の中の上顎の奥に、小さな水疱ができ、下痢などお腹の症状も出る場合もあります。乳幼児期に発症が多く、食欲が低下し、嘔吐をすることもあります。
原因
エンテロウイルスが主な原因となります。喉の中に長く居座るウイルスなので、喉からつながる口の中に発疹ができます。
感染経路
ヘルパンギーナの感染経路は3つ!
①飛沫感染
急性期(症状が急に現れる時期)には喉からウイルスが排出されるため飛沫感染します。
②接触感染
トイレ・おむつ替えの後の手洗いが不十分であったり、唾液や鼻水が付着したおもちゃなど、これらに触れた手指を介して感染する接触感染によって感染します。
③経口感染
飛沫感染や接触感染でなどの経路で排出されたエンテロウイルスが、食べ物や飲み物に入り、それを口にすることで感染します。
治療
原因菌であるエンテロウイルスにはワクチンがなく、抗生物質も期待できない。症状が重い場合は、解熱剤を服用するなどして症状を和らげます。脱水症状を防ぐために、水分補給をマメに行うのようにします。
予防
ワクチンがないため、手洗い・手指消毒、うがいを徹底しましょう。便にもウイルスがいるので、こどもが排泄した後はしっかり手洗い・手指消毒をするように指導し、おむつ交換の後は、しっかりと手洗い・手指消毒をしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!3回目は「プール熱」です